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2012年 04月 14日

レポート 映画&トーク ~多様な家族のあり方とその子どもたち~

去る3月25日(日)e-とぴあ春の文化祭2012「やってみまい映画祭」にてPROUD主催企画を開催しました。
タイトル:映画&トーク ~多様な家族のあり方とその子どもたち~
場所:情報通信交流館e-とぴあ・かがわ(高松シンボルタワー タワー棟4・5階)
スケジュール:
14:30~15:00 5階BBスクエアにて上映(やってみまい映画祭)
15:20~17:00 4階Cルームにてトークと再上映

●映画「クィア家族の子どもたち」原題:Queer Spawn 監督:アンナ・ボルダ スペイン(使用言語=英語) 2006年 30分 ドキュメンタリー
アメリカのゲイやレズビアンの両親を持つ10代の子どもたちへのインタビュー。年に一度、クィア家族が集うイベントも紹介。彼らの生活と意見とは・・・ 家族の形について考えさせられる作品。
●トーク「多様な家族のあり方を話し合おう」
ゲストに、クィア・コミュニティの中で子育てをしてきた大上(おおかみ)なおみさんをお迎えしました。はじめに、大上さんの子育てのお話や娘さんの気持ちなどをお聞きしました。その後、映画をもう一度観て、参加者一人ずつに映画の感想や家族や親子の関わりについて話してもらい、みんなで思いを共有しました。

参加・入場無料(事前申し込みは不要)
参加条件:小学校高学年~大人向け
参加人数:映画54名、トーク17名、スタッフ8名

●参加者アンケートより
<映画感想>
・主張することがあたりまえのアメリカではLGBTも当然のように自己主張をするけど、日本ではどうなんだろうなぁ?と思いました。
・自分と価値観や状況の違う人の考え、思いを知るのに映画はよい!
・字幕が追い切れないところがあったので残念。子どもの心配事や気遣いがあらゆるマイノリティに共通する内容だな、と感じた。(全てではないですが) “ビルゲイツ”のところが面白かった。
・世界のいろいろな人たちとの交流を深めて行きたいと思いました。いろいろな物の見方はとても大切だと感じました。
・親を選べない中で、その子ども達がちゃんと親を受け入れて他人と接している姿はとても素晴らしいと思いました。自分自身ももっと心の目を広げていろいろな物の見方をしていきたいと思いました。
・家族の絆の多様性を知った。親がどうあれ、子どもの人権は変わらないと思います。
・話が早くてわかりづらい。
・多様性のあるアメリカでもまだまだ差別がある中、日本で家族というあり方をどう提示していくのか考えさせられました。
・アメリカの場合、宗教の問題と生命の危険を感じる差別がある中で件名に活動をし、また理解する様にする方もいることにアメリカの強さを感じます。日本の場合は無関心が余りにも大きいのではないでしょうか。
・いろいろな人が自分らしく生きられる社会になればいいのにと思った。固定観念にとらわれずに受け入れてくれる人たちと、そうでもない人たちがアメリカにも潜在しているんだなと思った。日本ではなかなか取りあげられないドキュメンタリーでとてもいい映画だったと思う。
・あらゆる市民が差別感なく生活できることは世界の理想だと思う。ゲイの両親を持った子ども達がスポイルされることなく生きているのは素晴らしいと思う。
・子ども達の立場からの話が聞けて興味深かった。正直私の中には無い概念に等しいので(ゲイカップルで子どもを持つ)
・人としての考え、人対人の接し方がたくさん。私としてはまとまらないのですが、これからも考えていかなければと思います。
・クィア家族の子どもの声はなかなか聞く機会がなかったので、興味深かった。
・正常が何か?どう正常というのか?人はそれぞれがそれぞれの価値観を持ち、体もみんなそれぞれ。それをふまえれば多種多様はあたりまえ。自分たちが知らないもの、未知のものに対して人は「怖い」という感情を持つのでしょう。見慣れればあたりまえ。いろいろなことがあるということを誰もが見慣れ、あたりまえとなって欲しいです。
・世間の人にもっと認めてもらいたい。
・多様な家族の一端が見れて良かった。もっといろんな視点のドキュメンタリーが見たいです。
・難しい問題ですよね。(多様性な時代になっているのに)日本だけが乗り遅れているものはたくさんありますよ。古い考え方、新しい革新的な時代を両方持って生きてきたので。(父方の母は大変な保守派でした。私の両親は自由主義者です)その間で揺れ動いて苦労した時代もありました。このドキュメンタリーを見て、救いをもとめたのかも知れません。広い視野を持つためにこの映画会に来ました。
・子どもは親を選べないからこそ、ファミリーウィークのような場は必要だと思いました。それは親にとってもですよね。福音主義の壁は手強いですね。
・おもしろかった。
・もっとたくさんの人々にこういう企画があることを知って貰いたいです。
・これからもLGBTの映画や活動を支援して下さい。
・私は現代をみてきました。(自分を犠牲にしてでも)多様性(ダイバーシティ)の時代に生まれ生きてきました。私も子どもの頃から性の悩みを抱いていました。PROUDさんを知ったのは本当ごく最近です。これからも微力ながらそちらの応援しています。
・他の夫婦と違うことをすれば問題はあると思いますが子どもに罪はないと思います。
・いろいろな家族の在り方があると分かりました。

<トーク感想>
・普段会えないような人と話が出来て良かった。
・いろいろな人の話が聞けてよかった。自分のこれからを考えさせられました。
・勉強になった。
・みんないろいろ悩みながら生きてるんだなと思った。
・いろいろ勉強になりました。
・“トークと再上映”とあったので再上映時は同時進行で解説がありつつ…と勝手に思っていたのでそうでなくて少々残念です。映画にあったようなファミリーウィークがあっても参加しないだろう、という意見が聞けたりしてよかった。“説明”が家の外だけでなく中でも必要があるということも知ることができました。
・たくさんの参加した方との話が聞けて、話すことで色々なことがわかり、これからも考えていきたいと思います。家庭でも話し合っていきます。
・色々なセクシャリティの人と話が出来て良かった。ノンケの人も多く来てくれていて、色々な価値観を知れたのも良かった。
・皆さんのお話が聞け、また自分の思いも話せたことはとても充実、有意義な時間でした。ありがとうございました。
・皆さんの話を聞けてたいへん良かったです。
・色んな話を聞けて良かったです。みんなそれぞれに悲しいこと、辛いことを抱えながらも、前向きに生きているのが分かって良かったです。

by proud-blog | 2012-04-14 21:50 | report


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